今回ご紹介させていただく患者様は
40代女性
2か月ほど前に
スポーツクラブでスクワットをしていた際に
右膝を痛めてしまいました。
受傷してしばらくは痛みが出たり出なかったり。
大した事ないと思い様子を見ていましたが、
ここにきて急激に悪化。
床からの立ち上がりでも痛みが走り、
階段の上り下りや自転車を漕ごうとすると
右膝のお皿の下に激痛が走るようになってしまい、
当院を受診されました。
問診・検査の結果、
膝蓋腱の膝蓋骨付着部の炎症であることが分かりました。
簡単に説明いたしますと、
太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)に強い力をかけたことで
筋肉がくっついている膝のお皿の下が引っ張られて
炎症を起こした、というものです。
膝蓋腱付着部の炎症に対し、
ハイボルテージ療法と超音波療法を行ったところ、
はじめの施術で痛みが8割減少し、
2回目の施術でほぼ痛みが消失しました。
膝を痛めてしまうと動くことに消極的になってしまいます。
ご年配の方は家に引きこもってしまい、
足腰が弱ってますます歩きづらくなってしまいますし、
若い方でも思うようにスポーツが出来なくなってしまったり、
遊びに行くにも気分が乗らなかったり。
いずれの世代でも確実に生活の質が下がってしまいます。
人間は2足歩行する生き物ですから、
ひとたび膝を痛めてしまうとなかなか安静を保てません。
ですから我慢してても良くはなりません。
膝が痛くなったら早めに受診してくださいね!