こんにちは、かなえ整骨院です。
本日はド・ケルバン病と呼ばれる親指の腱鞘炎に対する
ハイボルテージ療法の治療効果をご紹介させていただきます。
腱鞘炎にはいくつか原因がありますが、
最も多いのは手の使い過ぎにより機械的な刺激が腱周囲組織に加わり
炎症を起こすものです。
ド・ケルバン病は、手を多用する職業の方や育児中の母親に多く見られる、
腱鞘炎の一種です。
親指の付け根から手関節橈側(親指側)にかけての痛み、腫れ、圧痛が主な症状です。
親指を握りこみ、手関節を小指側に倒した際(アイヒホッフテスト)、痛みが出るようでしたらド・ケルバン病の可能性が高いといえます。
本日ご紹介させていただく患者様は、
30代 女性
今年1月に初診
上記のような症状が2週間ほど前から出現し、
湿布を貼るなどして様子を見ましたが回復の兆しが見られなかった為、来院。
症状と、疼痛誘発テスト(アイヒホッフテスト)陽性であることから、
ド・ケルバン病と判断しました。
仕事で手をよく使うとのことでしたので、
テーピングやサポーターで安静を指示しましたが、
思うように改善が認められませんでした。
そこで、患部にハイボルテージ療法を実施したところ、
みるみるうちに痛みが落ち着き、
ハイボルテージ療法開始2週間(週2回の通院)で痛みがほぼ消失しました。
治療効果には個人差がありますが、やらないよりやった方が絶対いいです!
手がだるいなどの違和感を覚えた場合は様子を見ずに早めに治療しましょう!!
早期発見、早期治療開始が回復への一番の近道です(^-^)v