腰部脊柱管狭窄症とは、腰椎の後方に走る脊髄の通り道である脊柱管が加齢などが原因で変形を起こし、脊髄を圧迫することで起こる病気です。
【原因】
脊柱管が狭くなる原因として最も多いものは、加齢性の変化で、加齢に伴う腰椎の変形や椎間板の変性、靭帯の肥厚などが挙げられます。
椎体の骨棘変形や後縦靭帯の肥厚により脊柱管内を走る脊髄を圧迫
【症状】
まず代表的なものは、しばらく歩いていると下肢のしびれや痛み、重だるさが出て歩けなくなり、少し背中を丸めて休むと症状が治まって再び歩けるようになるため、歩行と休憩を繰り返す「間欠性跛行」とよばれる症状です。その他、
・立っていると下肢のしびれや痛みがひどくなる（坐骨神経痛）
・前かがみが楽で、後ろに反るのがつらい。
・症状は足の両側に出現
・歩くのはつらいが自転車は楽
・膀胱・直腸障害
などが挙げられます。
【治療】
整形外科では、保存療法では投薬、神経ブロック、コルセットの装着、ストレッチなどを行います。
保存療法で限界がある場合は手術による除圧が行われます。
当院では脊柱管を狭くする要因を特定し（変形は治しようがありません。筋緊張により脊柱管がこれ以上狭くならないようにします）、そこに対する手技や矯正を行います。
手術は受けたくないけど、治すためならもっと色々やってみたいとお考えの方、ぜひ一度検査にお越し下さい。お待ち致しております。
