長年肩こりでお悩みの方が沢山いらっしゃいます。
とある調査によると、国民の約半数が肩こりを経験しており、肩こりは日本の国民病だと思うかという問いに対し、7割の方がＹＥＳと答えたそうです。

なぜ肩こりになってしまうのでしょうか。
肩こりの原因として考えられるものは次の通りです。

姿勢によるもの

・デスクワークで長時間パソコンとにらめっこ
・自宅や移動中、暇さえあればスマホをいじっている

そんなこと多くありませんか？

長時間のパソコン作業や、スマホをいじっていると、とかく姿勢が悪くなりがちです。
姿勢が悪くなると頭が体より前に垂れます。そうすると頚の付け根に強い負担がかかります。
人の頭の重さはおよそ６～７ｋｇ。頭が３０°傾くと首にその３倍の負荷が掛かると言われています。
悪い姿勢を続けていると首を支える筋肉にそれだけの負担がかかるわけですから、当然筋肉の緊張が強くなり、血行不良になります。
血行不良になった筋肉には酸素が行き渡らなくなりますので、酸欠状態になり、やがて痛みが出始めます。

悪い姿勢が長く続くと、特定の筋肉の緊張は強くなり、使われていない筋肉は弱くなるので、筋力にアンバランスが生じて、良い姿勢をとろうと頑張っても良い姿勢が保てなくなり、結局姿勢が悪くなって肩こりが解消されないという悪循環が生じます。

メンタルにかかわるもの

「肩を落とす」、「肩の荷が下りる」、「肩身が狭い」など、気持ちを表す慣用句に肩が多く使われることからも分かるように、肩の状態には精神状態も大きくかかわってきます。

慣れない車の運転、絶対に失敗できないプレゼン、初対面の人との会話など、精神的なストレスにより、交感神経が優位になり、首肩回りや上背部の筋緊張が強くなる場合があります。
そのようなシチュエーションが続くと慢性的な肩こりになる恐れがあります。

手や腕の使い過ぎによるもの

肩甲骨には１７個の筋肉が付き、その中には腕の筋肉もあります。
例えばデスクワークの場合、マウスやキーボードを使う時、腕はデスクに置かれていますね。
姿勢だけに着目すれば腕を前方に挙げている状態です。
長時間腕を上げ続けていれば腕や肩の筋肉の緊張は強くなります。
すると肩甲骨は腕や肩の筋肉に引っ張られて背骨から離れていきます。
すると本来あるべき位置に肩甲骨を戻そうとする力（恒常性）が働くので、首や背骨と肩甲骨をつなぐ筋肉の緊張が強くなり、首や背中の痛みが出始めます。

眼精疲労

字を目で追っていくとき、実は目だけが動いているわけではなく、首が先行して動いて頭のポジションを調整しています。
ですから、目を酷使すれば当然首も疲れてくるわけです。
首の筋肉の緊張は肩こりだけではなく、頭痛にも発展するので注意が必要です。

冷えによるもの

寒いと肩に力が入りますよね。
夏場暑い外から冷房の効いた室内に入った時も温度差で自然と力が入ります。
その他、長時間冷やされることによって血流が悪くなったり、自律神経が乱れて肩こりが悪化してしまいますので要注意です。

冬場は上着の重さで肩がこる場合もあります。
あまり重くない上着を着て、マフラーなどで防寒するといいでしょう。

当院では肩こりの１番の問題はやはり姿勢の悪さと考えております。
筋肉をほぐすだけでは日常生活でかかる負担は変わらないわけですから、時間が経てばまた元通りに戻ってしまいます。
そもそもなぜ姿勢が悪くなってしまうのか。
それは姿勢を支える筋力が足りないからです。

筋肉には骨を支えるインナーマッスルと骨を動かすアウターマッスルがあります。
骨を支えるインナーマッスルが弱くなると骨が支えを失って傾きます。
傾いた骨を周りのアウターマッスルが支えつつ、動かすという2役を担わなくてはならなくなるので、筋肉疲労がたまってしまい、やがて筋肉が固くなり、ハリ、コリという状態になります。

根本的な解決を目指すのであれば、

• 1.インナーマッスルの強化
• 2.傾いた骨格の矯正
• 3.アウターマッスルの緊張の緩和

が必要になります。

当院では、
1.に対し医療用ＥＭＳを使ってインナーマッスルを強化し、
2.に対しスズキトリートメントという技術で矯正を行い、
3.に対し手技で筋肉の緊張を緩和させます。
その他、自宅で出来るエクササイズの指導を致します。

もしも肩こりが無くなったら、日本人の幸福度は４０％増すそうです。
かなえ整骨院で肩こりから解放され、ハッピーライフを手に入れましょう！(*^^)v